シェフィールド大学で政治学を学ぶ 第5回 The beginning of 2011
シェフィールド大学は4人のノーベル賞受賞者を始め、国際社会をリードする優れた人材を輩出しているイギリスでも屈指の総合大学です。シェフィールド大学への留学を実現された武田さんに、留学準備の様子について詳しくお聞きしました。
明けましておめでとうございます。3週間続いていたクリスマス休暇も終わり、故郷に帰っていた学生が帰国し、大学にも活気が戻ってきました。
新学期が始まる2月初旬までは試験期間が続くため、大学内の図書館は朝早くから勉強する学生で大混雑しています。私のコースでは、幸い試験は課されませんが、1学期目の成績が決まる大事なエッセイの提出を控えており、気が抜けない日々が続いています。
今回は、12月下旬から今現在まで、どのように過ごしていたのか、簡単に時系列に沿って日記風にまとめてみました。
┃12月20日
授業が終わり、クリスマス休暇突入・・・。
私は、同じ学部に所属する友人とクリスマスドイツ旅行を計画。急遽飛行機とホテルを手配し、授業が終わった次の週明け、シェフィールドから最寄りの空港(マンチェスター空港)へウキウキしながら出発。ところが、空港に着いたら、周囲の様子が何だかおかしい。長蛇の列が至るところにできており、人で溢れかえっている。不安になりながらカウンターに行くと、「たった今飛行機が欠航になりました!」と・・・何と雪の影響を受け、私のフライトはキャンセルされてしまったのです。
空港内の発着案内を示す案内掲示板でも、目に入るのは「cancelled」の文字ばかり。雪のために数多くの飛行機が発着を見合わせ、周囲でも、予定通りに帰国又は旅行できなくなってしまった友人がたくさんいました。
格安航空会社のおかげで、場合によっては国内旅よりも安くヨーロッパ旅行ができるイギリス。ただ、雪に弱いこの国では、雪の降るシーズンの旅はかえって高くつきかねない、と思ったドイツ旅行(未遂)でした。(イギリスのみならず、寒波はヨーロッパの広範囲に広がっていました。この時期に帰国又は国外への旅行を検討している方は要注意です。)
┃12月24日 (Christmas Eve)
フラットメイトその他友人と、小規模でクリスマスパーティー。とは言っても、ディナーを作り、それぞれ持ち寄ってのこじんまりしたもの。ちなみに、クリスマス当日の25日は、何と小さい商店はもちろん大きなデパートまで、ほとんど全てのお店がお休み。バスなどの公共サービスすらストップします。

フラットメイトと一緒に、キッチンの壁をクリスマス用にデコレーション
┃12月26日 (Boxing Day)
ボクシングデーという、大バーゲンセールの日。もともとは、クリスマスに仕事をした使用人に家族と過ごすための休日を、という趣旨らしいのですが、様々な場所でバーゲンが開催されます。私も、友人と一緒に「Meadowhall」という、イギリス北部最大規模のショッピングセンター(シェフィールド市内)に行ってきました。が、どのお店にいっても人・人・人だらけ!日本でも、年始のバーゲンには欠かさず行っていた私でしたが、やはりイギリスでも状況は同じなのですね。結局、バーゲンの戦利品はほとんどなく、人々の購買意欲に圧倒されて早々に帰ってきてしまいました。
┃12月27日〜29日
卒業論文(Dissertation)について、少しリサーチ。インターネットサーフィンをしながら文献を少し読んでみたり、図書館で目に付いた本をめくってみたり。何となく方向性が定まってきたように思います。
┃12月30日〜年末&年始
電車で2時間10分揺られ、ロンドンへ・・・。目的は、ニューイヤーカウントダウンに参加すること。beoカレッジのプリセッショナル・コースで一緒だった友人たちと待ち合わせ、12月31日の夜、ビッグベンの近くで新しい年が始まるのを待ちました。深夜0時になった瞬間、花火が!!たった10分程度でしたが、特にフィナーレは圧巻。昼間のように明るくなり、大興奮のまま2011年を祝いました。
ロンドン・カウントダウンイベント直前と花火。
実際はこのカメラに収められないほど、何倍も迫力がありました。
┃1月3日
体調を崩す・・・。空気が乾燥しているせいか、イギリスに来てから喉をしょっちゅう痛めてますが、今回は熱まで出て状態が悪化。日本から持ってきた薬が切れてしまい、イギリスの薬におそるおそる手を出しましたが、定められた用量どおり飲んでみたところ、数時間後には熱が下がってしまいました!!怖いほどの高い効き目です。賛否両論あるようですが、少なくとも、私にはこちらの薬は効果があるようです。
┃1月6日
体調もほぼ完治し、本格的に課題のエッセイ作成(計2本、7000語)に着手。気持ちを引き締めて取り掛かりたいと思います。
以降、ほぼ毎日、図書館でエッセイの作成をする日々が続いています。時々、気分転換でのんびりする日もありますが、図書館に行くとクラスメイトや友人の多くも同じように頑張っている姿が目に入るので、刺激を受けつつ、何とか書き進めているところです。
私の留学生活はあと半年。少しでも多くのものを得ることができるように、勉学に励んでいきたいと思います。
アーカイヴ 留学体験談(武田 佳子さん)