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留学体験談

武田 佳子さん

 武田 佳子さん
 留学分類:大学院留学
 専攻名:ガバナンスと公共政策 MA Governance and Public Policy
 留学期間:2010年7月〜2011年7月
  beoの留学サポート利用して、シェフィールド大学へ留学

シェフィールド大学で政治学を学ぶ 第8回 The End of the Second Semester

シェフィールド大学は4人のノーベル賞受賞者を始め、国際社会をリードする優れた人材を輩出しているイギリスでも屈指の総合大学です。シェフィールド大学への留学を実現された武田さんに、留学準備の様子について詳しくお聞きしました。

こんにちは。2ヶ月ぶりの体験談更新です。お久しぶりでございます。

渡英してから11ヶ月目に突入し、大学院の講義は全て終了。残すは修士論文の執筆のみとなり、私の留学生活もラストスパートに差し掛かりました。大学の試験期間も概ね終了し、帰国する留学生、又は自分の家に戻る英国人学生も増え始め、同時に、寂しいですが別れの季節にも突入しました。今回は、2学期後半の授業の様子について振り返るとともに、その他近況報告等をお伝えしたいと思います。

大学院の授業について〜2学期後半戦〜

授業の様子
今学期履修中の両モジュールとも、前半と同様、セミナー&プレゼンテーションの形式で進んでいきました。中でも、「Europeanisation」で課せられる、毎週恒例のグループプレゼンテーションでは、最後まで苦労の連続でした。膨大なリストを読み進めていくと当時に、プレゼンのための資料作成・事前打ち合わせ・そして発表。それが終われば、直ちに次週のプレゼンの準備に入る・・・。グループ内で平等に担当を決めていたため、各自責任を持って取り組む必要もあり、多くの時間がそれらの準備に費やされていきました。

なお、政治学部の修士コースでは、各モジュールの評価対象となるのは原則エッセイのみ。よって、この力をいれて取り組んだプレゼンも、残念ながら評価の上では考慮されることはありません。しかしながら、自分自身にとって非常に勉強になりましたし、人前で話すことへの自信も、少なからずついたように思います。また、グループメンバーには、至らない英語力もあり迷惑をたくさんかけてしまいましたが、とても仲良くなることができ、打ち合わせ以外にも、時間を見つけては一緒に食事に行くなど、共に充実した学期後半を過ごすことができました。

学期末課題について
今学期の期末課題は、モジュールごとに各3,500単語のエッセイ。テーマは、「Europeanisation」については任意、「United States Hegemony」では、"Is the US still a global hegemonic power?"を指定されていました。前者については、ヨーロッパのとある共通政策に着目し、その導入によって各国にもたらされた変化について比較した上、欧州連合(EU)の役割は今後どうあるべきか、という内容について書きました。構想に時間をかけ、教授にアドバイスも仰ぎ、自分としてはある程度納得のいくものに仕上がったのですが、気がつけばもう一方のエッセイ締切り10日前・・・。慌てて文献収集にとりかかったものの時間が足りず、特に締切り前数日間は、寝ても覚めても、エッセイのことで頭がいっぱい。期限には何とか間に合いましたが、これほど切羽詰まった状況に陥ったのはイギリスに来てから初めての経験で、タイムマネジメントの重要性を改めて実感しました。

ちなみに、私の学部の場合、エッセイの締切りに関するルールがあり、厳格に適用されます。指定日の午後2時までに、オンラインを通じた提出、及び紙面ベースでの提出の双方ができていなければ、締切りに間に合っていないと判断されます。また、提出が遅れた場合、評価から5%マイナスされたものが最終の成績として記録されることとなり、以降、24時間ごとに更に5%ずつ最終成績がマイナスされていきます。ただし、正当な理由(病気、怪我等)があれば、申請書を提出することにより、締切りの延長が認められる可能性もあります。実際に、延長申請が認められるケースはよくあるそうで、その理由も様々なようです。

近況報告〜トラブルが続く〜

人生初・スーツケースが行方不明
4月のイースター休暇中、小旅行に行っていたのですが、何とロストバゲージに見舞われてしまいました。シェフィールド最寄りの国際空港であるマンチェスター空港についた後、ターンテーブルの前で待てど待てど、私の赤い(目立つはずの)スーツケースが出てこず・・・。

バゲージクレームを提出した後、ペラペラの一枚のクレーム控えを片手に、不安な気持ちのままシェフィールドへ戻るほかありませんでした。実際の日常生活にはそれほど支障がありませんでしたが、2日後、無事に見つかったとの連絡を受けるまでは、本当に心配でたまりませんでした。ちなみに、ロストバゲージしたスーツケースは、自宅まで無料で届けてもらうことができます。また、オンライン上で配送状況の追跡もできるとともに、英国で使用している携帯電話をクレーム提出時に登録しておくと、「XX頃に配達に行きます」とテキストメッセージが届く仕組みになっています。それにしても、まさか自分がこんな目に遭うとは・・・いざという時に備えて、機内持ち込み用の鞄にも、必要最小限のものはいれておくべきですね。

パソコンが・・・
期末課題のエッセイを書いていた時のことです。突然、スクリーンが固まってしまったため、強制終了した後、再び電源を・・・。パソコンを立ち上げるため、パスワードを入力しようとしたら、なぜかキーボードの一部が反応せず、それどころか、押してもいないキーが勝手に反応し、うまく入力できない状態に。何度か電源を入れ直したものの、事態は変わらない。

シェフィールド大学のCiCS(IT関係の総合窓口)に、そのまますぐパソコンを持って駆け込みました。ここでは、無料で学生所有のパソコン修理も請け負ってくれるため、パソコンを預けて一安心! と思ったのもつかの間、後日「診断の結果、原因が分からず、こちらでは修理できない。メーカーに直接修理を依頼するように。」との連絡が。エッセイの締切りも刻々と迫ってきているにも関わらず、肝心な大学の図書館は、同じくレポート等で追われる学生で溢れ、あれほどたくさん備わっているパソコンも、好きな時間に自由に使えない状況。迷いに迷い、新しくパソコンを購入してしまいました。もちろん、イギリスですから、パソコンの基本言語は英語になっているのですが、設定を少し変えることで、このように日本語での文章も楽に作成することができます。それはそうとして、留学終盤の時期にして、予想していなかった大きな出費となりました。おそらく、この留学生活において最も高額な土産になることでしょう。

初夏のイギリス〜ブームは日光浴〜

日本のような、夏らしい日は少ないここシェフィールドですが、最近は日中10℃後半〜20℃近くまで気温が上がる日も珍しくなくなりました。日没時間も遅くなり、夜は9時過ぎまで、外は明るいままです。

天気が良い日、まず目につくのは、日光浴を楽しむ人の姿です。芝生のある広場や公園はどこでも、といって良いほど、寝転びながら読書をしたり談笑する人々が・・・。肌が赤くなるほど日焼けをしても、なお、太陽の下で寝転んでいる方も珍しくありません。3時過ぎには暗くなっていた真冬のことを思い出すと、太陽が恋しくなる気持ちも何だか分かるような気がします。

午前中、シェフィールド市内中心部の広場にて

午前中、シェフィールド市内中心部の広場にて。昼過ぎにもう一度通りかかった時には、この広場を埋め尽くすほど、日光浴を楽しむ多くの人で溢れていました。

なお、ここイギリスでも、日焼け止めは薬局(Bootsなど)で手軽に購入できます。ただし、特に、顔に塗ることのできる日焼け止め(化粧下地になるもの)は、日本と比べると充実していないように思います。また、サラッとしているものよりも、クリームに近いものが多いようです。私は、何本か試してみましたが、使用感に慣れることができず、結局、日本で使っているものを家族に頼んで送ってもらいました。余談ですが、イギリスでは、敏感肌用の化粧品などは安価で手に入りますが、日本のように「美白」を謳っているものは見たことがありません(笑)

私は、7月から職場に復帰する予定にしており、英国滞在も残り2週間余りです。これから山場を迎える修士論文の執筆もあり、帰国後も、論文を完成させるまでは留学生活の延長が続きそうです。

留学生仲間の送別会にて
留学生仲間の送別会にて。一緒に過ごした時間はあっという間に過ぎていきました。

アーカイヴ 留学体験談(武田 佳子さん)
 

 

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